WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチと「鹿屋航空基地資料館」
昨年から山木ボクシングジムに健康管理の為に通っていますが、そちらに所属の「天海ツナミ」さんのWBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチが2019年12月14日に鹿児島の内之浦銀河アリーナでありました。相手はWBO女子世界ライトフライ級ランキング1位のフィリピン出身のジェシーベル・パガドゥアン選手で指名試合でした。
私は妻と2人で応援に鹿児島に行きました。九州は22年位前に子供が小さい頃長崎のハウステンボスや長崎平和記念公園や大分の別府温泉等を3泊4日で周った事がありました。今回は鹿児島に応援の為1泊し、「屋久島」に2泊して「縄文杉」を見てきました。まずはツナミさんの試合結果ですが8回にTKO勝ちしました。相手も序盤は果敢に打ってきましたが、その内当たらなくなり、しまいには逃げるようになり実力差が出て来て早々と決着がつきました。ジムでも日常的に他のプロ選手と長いラウンドをスパーリングされているので、スタミナが半端ないという感じです。
2019年12月28日(土)ドルフィンズアリーナで行われた『K-1 WORLD GP 2019JAPAN』で「K-1 WORLD GP初代女子フライ級チャンピオン」になったKANA選手も時々スパーリングに来られてます。また最近ですが2020年2月7日に都内ホテルでボクシングの19年度の『年間優秀選手表彰式』が行われ、男子では最優秀選手賞(MVP)にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥が選ばれましたが、女子ではツナミさんが2年連続でMVP受賞し華やかな和服姿で登壇しました。(山木ジム 羽村市五ノ神1-12-7 山木ビル3F. 電話番号042-533-4324。練習時間14:00~21:00。ぜひご興味のある方はお越し下さい!)
試合会場となった鹿児島県肝属郡肝付町の内之浦銀河アリーナまでは鹿児島空港から「鹿児島中央駅」まで高速バスで約40分、そこからレンタカーを借りて鹿児島港発「桜島フェリー」に約15分乗り、桜島港から車で2時間半位の場所でした。試合開始は午後4時から(ツナミさんの試合は午後6時から)でしたので色々観光をしながらと言う訳には行かず、桜島を後に1ヶ所だけ立ち寄りました。
それは「鹿屋航空基地資料館」です。「永遠の0」でも注目を集めましたが、第二次世界対戦の特攻隊員の遺書や遺品のほか、海軍航空の変遷に関する貴重な資料や、海上自衛隊が使用してきた航空機や装備品が展示されています。当時鹿児島の大隅半島は本土最南端の防衛拠点として、重要な位置づけとされ、迫りくる本土決戦に向けて、おびただしい数の軍事施設が築かれ半島自体が要塞と化していきました。鹿屋基地からは日本で最も多い908名の特別攻撃隊員が出撃しました。特攻隊員の遺影が多くかざられ、遺言は達筆な字でしたためられてました。隊員の年齢は18歳から20歳前半です。私は遺言書を手でなぞりながら、書かれた時の心境はどうだったんだろう?若くし人生にピリオドを打たなくてはならない気持ち、怖くても表に出せない雰囲気、本人が一番つらい状況にいるにもかかわらず親兄弟の事を気遣い、今まで育ててくれた事に感謝して潔く出撃した事を思うとボロボロと涙が止まりませんでした。自分の事よりも将来の日本の為に戦った祖先の方に恥じない生き方が出来てるだろうかと考えると申し訳ない気持ちになりました。皆さんはどうでしょうか?
次回は「屋久島」の様子を投稿したいと思います。
専務取締役 峯岸でした(^-^)/
2020年2月16日