鳥取砂丘から白兎神社(はくとじんじゃ)へ
前回お話致しました鳥取県旅行の1日目の続きになりますが、鳥取砂丘の後に向かったのが、日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神を主神とする白兎神社(はくとじんじゃ)です。境内へ続く道沿いには、神話・因幡の白うさぎで、うさぎが傷口を洗い、治療したといわれる「御身洗(みたらし)池」があり、季節を問わず水位が一定のため、不減不増の池といわれています。神話にちなみ、皮膚病ややけどなどに効く神社として信仰されてきました。神話に登場する大国主と八上姫の縁結びの神様といわれている白うさぎ。縁結びの神社でもあり日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定されました。
∽∽∽ 神話「因幡の白うさぎ」 ∽∽∽
大国主命の兄弟と一緒に、いなばの国へ行く途中、毛をはがされたうさぎに出会いました。いじわるな兄弟は「海の水で体を洗い、風の吹く高い山のてっぺんでかわかしたらいい」とうさぎに言いました。言われたとおりにやってみると、体がひりひりとしみ、その痛いこと痛いこと。そこへ通りかかった大国主命は、「どうしたの、うさぎさん」とやさしく声をかけました。うさぎは、「私はおきの島からなんとかいなばの地へ渡りたいと考え、ワニザメをだまし、その背を踏んでやってきたのですが、それがばれて毛をむしりとられました。そして、あなたの兄弟の言うとうおにしたら、今度は体中が痛くて苦しいのです」と答えました。大国主命は「早く真水で体を洗い、ガマの穂をつけてごらん」といい、うさぎは言われるとおりにしました。するとうさぎは、元のきれいな姿にもどることができました。
ご存知の通りこれがいなばの白うさぎで、鳥取市の白兎神社に「ウサギ神」としてまつられています。神社仏閣巡りを沢山したので次回また続きをご紹介させて頂きます。
専務取締役 峯岸でした(^-^)/
2024年4月7日