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「水木しげるロード」と国宝「松江城」

鳥取県旅行の3日目の最終日は鳥取県境港市にある「水木しげるロード」と島根県松江市にある国宝「松江城」に立ち寄りました。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏の出身地にある「水木しげる記念館」は水木氏81才の誕生日にあたる2003年3月8日にオープンし、境港駅前から水木しげる記念館までの約800mは通称「水木しげるロード」と呼ばれ、沿道には約139体の妖怪ブロンズ像が鎮座しているそうです。「ゲゲゲの鬼太郎」は私が小学校の夏休みの時によく見ておりましたが、今でもTVで放映している時がありますね。以前調布市にある「深大寺」に参拝にいったときにも門前の「鬼太郎茶屋」周辺に鬼太郎の像が飾られておりましたが、水木氏の第二の故郷でもある調布市に移り住んだのは、漫画家としてデビューを果たした翌年、1959年との事です。ロード沿いには妖怪グッズやおみやげ、妖怪神社に、妖怪ポストなど様々に姿を変えた妖怪アイテムがズラリと建ち並んでおり散策をしながら写真を撮りました。
その後に向かったのが国宝「松江城」で、まずお目当てにしていたのが観光遊覧船でした。松江城をぐるりと囲うお堀に浮かんだ小さな船に靴を脱いでぺたりと腰を下ろし、個性豊かな17の橋をくぐるコースの全長は約3.7km、遊覧時間は約50分でした。船頭さんのお話しを聞きながら遊覧船は大きく分けて3つのエリアを運航しました。 およそ400年前から残る松江城をはじめとして、石垣や武家屋敷など昔の日本の姿をそのまま残す「歴史地区」。レトロモダンな建物が立ち並びちょっぴり懐かしさも感じられる松江の中心「市街地区」。 空と森だけを映し出し静かにゆれる水面を水辺の鳥たちと並んで進む「自然地区」とのご案内が有りました。お天気も良く船には掘りごたつもあり、江戸時代の風情を味わいながら景色をゆるりと楽しむことができました。
松江城は全国で現存する12天守のうちのひとつで、2015年7月に国宝に指定されました。昔からその姿を保っているということで黒い重厚なお城に圧倒される感じがします。城内は靴を脱ぎ、係員さんからビニール袋を受け取って靴を収納し持って見学となります。階段はとても急で城内は照明がかなり抑えられており、小さな窓からの自然光しかないので暗いです。窓は明り取りのためではなく防衛のために矢や鉄砲を撃つ広さしかありません。黒光りした床、太い柱や梁とそれらを補強する金具など当時の部材が多く残っておりこの城の歴史を伝えています。天守閣まで木造の階段をおおよそ6〜7階くらいの高さまで登り続けました。途中階には甲冑や刀等が展示されていました。上階に上がるごとに徐々に明るくなり、天守から眺める景色はまさに絶景です。松江の市街地や宍道湖や迫力満点の大山を見ることができました。
二の丸に鎮座する「松江神社」は、縁結びスポットとしても人気があり、ハート型の絵馬が多数奉納されていました。
今回の2泊3日の旅行では多くの縁結びの神社に参拝し、娘は御利益があったみたいです!めでたし~めでたし~😊

専務取締役 峯岸でした(^-^)/