とてもショックな出来事でした
とてもショックな出来事でした。
愛犬のプリンが10月11日に亡くなりました。
13歳8カ月でした。今も後悔の毎日です。
愛犬との出会いは同僚の知り合いのブリーダーにお願いし白と黒のパピヨン(父母はチャンピオン犬との事)で耳がとても大きなオスが峯岸家にやってきました。
その時私の子供は小学校3年の女子と6年の男子で、子どもにせがまれたのと私も犬が好きだったからです。
一日3回は必ず散歩に出かけて外でトイレをさせていました。
朝と夕方(休みの時は私や娘や息子が)の散歩を妻が、夜は息子と私が一日交替で30分位行きました。
これと言った病気もせず散歩もよくするからなのか歳の割には元気ですねと言われていました。
今年になりこの歳で去勢手術をすることになり術後は食欲が止まらず肥満気味になりました。
朝になると妻に「早くご飯食べたい~!早くしてくれ~!」と言わんばかりにワンワンワンワン吠えてその声で私も目が覚めていました。
しかし最近おしっこの色が茶色であったりなかったりで何かなと思いながら、食欲も有るので大丈夫だろう位でしばらく月日が流れました。
ところが急に吐いてその後息が苦しそうになりやっと妻が動物病院につれて行きました。
その時は栄養剤を注射し血液検査をし熱を下げる処置をしオシッコをスポイトでとってくるよう渡されたとの事でした。
しかし2日目の夜も息をハーハーと肩で呼吸するので私も危機感を覚え夜の1時頃起きてヤフーで症状を調べてみると「前立腺炎」でないかと判断しました。
翌朝一番に私が同じ動物病院に行き症状を伝えすぐにレントゲンと尿を採取しました。
先生もおそらく「前立腺炎」との事で5日分の抗生剤を頂き、人間に点滴で打つような黄色いブドウ糖の様な栄養剤を首の上に3回に分けて皮下注射しました。
私も原因がはっきりして処置もしてもらって安心しました。
しかし家では何も食べず元気が無く寝ていたのでスポイトで水を飲ませたり、犬用のチューブに入ったゼリー状の栄養食品を上げたりしました。
10日(月)の体育の日の夜、リビングでは心配だったので私の部屋に寝かせると夜中3時頃にカタカタ動き何かと思うと2度嘔吐しました。
背中を軽くさすって赤ちゃんをゲップさせるように抱きかかえると「ゲブ」といってスッキリしたようでした。
そのまま10分位あやしおちついたのでそっと寝かせると朝になりました。
心配だったので朝一番に動物病院に行き症状を話すと利尿剤と抗生剤の注射をして又首上に栄養剤を3回にわけて打ちました。
1ヶ月位通ってもらうようですねとの事で、ギリギリ間に合ったかなと、あとは着実に快方に向えばと一旦ほっとして午前9時30頃帰宅し寝かし外出しましたが、12時30頃亡くなってしまいました。
その日は娘が休みで2回ほど嘔吐をした後大きく息をして呼吸が止まったとの事でした。
毎日なぜもっと早く病院につれて行かなかったのか、もっと長生きできたのにひどい飼主だったと悔いが残ってどうにもなりません。
両親が亡くなった時とは違った自分の子供が亡くなった気持ちなのか、味わったことのない悲しみです。
今となれば犬とは言え家族の誰が先に家に帰っても出迎えてくれ、その時一人じゃないんだという安心感を与えてくれていたんだと思います。
それ以外にもたくさんありますが今は冷たい家に帰宅する様な気持ちです。
いなくなってみて初めて存在の重要さを感じました。
そして考えさせられました。
それは一緒に生活している妻や息子や娘に対しても、日頃大切に思ってるか感謝してるか自分は威張りすぎてないだろうか。
今まで毎日が当たり前の様に過ぎて来ましたが、相手を観察し思いやる気持ちを常に持ち続けなければいけないと思いました。
いなくなってみて有難さに気付いても遅いんだと言う事。
家族にも同じ話をしました。
私は自分自身を見直しながら謙虚に生きて行こうと思います。
専務取締役 峯岸でした(^-^)/
2016年10月19日